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冷静と情熱のあいだ

 過去の恋愛に囚われて生きる女性を描いた作品です。完璧な男マーヴがなんとも気の毒でした(^_^;)最後も、出来れば「あの恋は過去のものであった」と気が付いたアオイがマーヴの元に戻ってくれたら、と思わずにいられませんでした。
 つらい恋の思い出を抱えて(しかも、思い出でなくなったのに、現在の彼のために身を引くことを考えた後なんて)一人で生きていくのは寂しすぎます。本人は「生まれ変わった」つもりになっているかもしれないけど、それまでの4年間を一緒に過ごしてきたマーヴの存在まで捨ててしまうのは罪悪だ。....と、私は思いました。こんなんじゃこの人一生恋愛出来ないんじゃないの?(余計なお世話(笑))
 私も、辛い恋の思い出の一つや二つや三つ四つ、んー五つ?くらいはあるけどさ(なにげにさば読んでます)全てを次の恋愛の肥やしにしてきたから(豪語)。恋愛体質の人には理解できないラストかもしれません(笑)

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岳物語

 椎名誠の本を初めて読んだ。yanの書いた文章は彼の文体を真似たのだとすぐに判った。(そういう私の文体も、今まともに影響を受けている(^_^;))
 椎名誠の息子「岳(がく)」にまつわる話を、自分の仕事や過去の出来事などと絡めて語っている本だった。この岳が小学校の5年生という今のRENと同い年ということもあり、岳の子供らしさ、男の子らしさ、少年へと移り変わって行く様子など見るにつけほほえましく、また彼を見つめる椎名誠の気持ちがとても良く判って、ささいな一節にうっすらと涙が浮かんできたりするのであった。<椎名調どっぷりになってるってば(^_^;)
 椎名誠の何がすごいって、自分の内面を見つめていることを客観的に文章にまとめられるってこと。人間、ぼんやりとだがいろんなことを考えている。その時間って、生きるための生産活動をしている時間より遥かに長い。その毎日の長い時間(生産活動に流されて記憶にも残らないであろう、「ぼーんやり」)を、短い言葉で切り出す文章が書けるようになりたいとふと思った。

 と、とりあえず、最後まで椎名口調で書いてみた(笑)【yanの本】

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プライド 4

 ストーリの中の、丁度中だるみ時期の巻という感じが(^_^;) ここまで紆余曲折あってやってきた主人公達が、初心に帰ってしまいました(笑) 二人とも、グループとして目覚めるのかと思いきや、「それは素敵な発見だったけど」と思いつつ、新しい一歩(というか、当初の予定だった一歩)を踏み出す決心をしてしまった、っつー。
 ちょっとまどろっこしいですね。いまさら「唾を入れた水を飲ます」なんてシーン、不釣合いでしょ。このあたりの心理変化に違和感を感じました。

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プルートウ( 2)

 プルートウ (1)を読んだだけでは、なんだか良くわかりませんでした。手塚治虫が原作で?最後に「アトム」くんが出てくる。なんじゃこりゃ?(って判らなくても買ってる自分も変(笑))
 2巻を読んで、御茶の水博士も出てきて、やっと全体が見えてきました。そうか、原作はアトム中心の話のところを、この作品はサブキャラをメインにもってきたということなのね!<2巻の「あとがき」を手塚治虫の息子(?)が書いてるんですが、それを読んで、この作品がどういう経緯・方向性で作られたかが良く判りました。
 浦沢直樹は、マスターキートン以来、好きで読んでいるんですけど、「MONSTOR」や「20世紀少年」は、どんどん難しくなっていって(まぁ、そこが面白いところでもある)読むのが大変。その点、これは原作あっての本なので、きっとすっきりとまとまると思います。
 とにかく、今一番期待大!のコミックです(*^_^*)

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鬼哭

 私の好きな河惣 益巳のコミックです。ついこないだまで流行だった(?)新撰組のお話。
主役は土方ですな。第一話の土方の生き様の解釈が、斬新な感じがして好きです。でも、河惣 益巳らしさが出ているのは第2話でしょう。妖かしの女。京の地に咲く花の化身。ストーリーは山南の切腹のあたりで終わっていますが、五稜郭まで生き延びた土方が何を考えていたのか、続きを読みたくなりました。続きはないの?
 

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